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86地域とつながっていく方法があると思います。どちらがふさわしいのかは、答えが出ていないのですが地域重視にしていますので、このような取組が発展していきますと、歴史ツアーをここではいれてもいますので、ものづくりの場所ではありますが、ものづくりの場所がどのようにここにあるのかを知ってもらうツアーやものづくりそのものをみるのではないツアーも、中には混ぜていますので、このようなツアーを含めて、地域のツアーをどのような地域であるのかを理解を高めていくパターンがあると思います。あまり地域にこだわってしまうと、テーマ型との連携がしにくいのではと思っています。どちらに向かうべきであるのかとても悩んでいます。ファクトリーとヘリテイジとガーデンの各々の関係性がなんらか持っていて、なぜファクトリーとヘリテイジとガーデンがここにあるのかその関係性があると思うのです。例えば喜多方ラーメンはなぜ喜多方ラーメンであるのかというと、ちぢれ麺なのですが、山があって水がとてもきれいな地域です。そもそもなぜ蔵があるかというと、水を使って醸造する酒や醤油があって、それらの質を保つための湿度や温度を保つための漆器があったりと、色々なものが融合していて、それらが含有率の高いちぢれ麺がおいしくなるような、スープがおいしくなるようなそのような喜多方ラーメンがあり、蔵と喜多方ラーメンはつながっているのです。そのようなことを考えると、なぜ地域にファクトリーとヘリテイジとガーデンがあるのかを考えていくと、つながりがあると思いますし、それがその地域の在り方につながるものがあると思いますので融合型としてはそのような方法があるのかなと思います。しかしながらあまり地域に限定すると、外とのつながり弱くなってしまうことも心配ですので、外からの力をどのように盛り込んでいくのかということを考えてみてほしいと思います。鈴木そこにバックストーリーがあって、例えば大きな川の存在によって、それに沿って工場ができた歴史や古い街道沿いに歴史的遺産があったりと、今はみえないようなものも各々の経緯をみていくと、実はつながりがあることを理解できたりすると思います。まとめてみますとオープンシティの流れはヨーロッパだけではなく、日本全体で起こっていくと思いますが、地域の活性化を考えていくには外発的な発展は難しくなっている現在で、偏在化による動きから共同体としての中隊を作り直さないといけないという動きが出ていると思います。観光やコミュニティなど特定の目的で何かをするというよりも、ぼんやりとしたしかし市民の意識を形づくっていく方向性がみえるのではと思いました。その中で新しい公共性や市民がつくる公共性をプランナーや行政が考えるような公共性などではない、一つの大きなフィールドが開けているようなそのような可能性を感じました。最後に、一言野原先生よりこれからどのように広がっていくのかを、コメントいただければと思います。野原私が都市や街を考える際に大切なものは価値であると思います。都市は集まってくる場所であるし、集まる価値がなければ集まってこないと思います。私は歴史主義ではないのですが、でも例えばルートに何があるのかを踏まえないと、使い捨てのようになりかねない。地域の住民は地域に根付くものですから、その地域を高めるにはどのようにすべきかを考えますが、その地域に根付く根本は何であるのかを、考えなければいけないと思います。しかしその根には新たに発芽をさせていかないといけませんからどのように新しいちからを集めるかが問われていると思います。価値が高ければ集まる可能性は高いと思いますが、その価値をみんなが理解していないと、何が価値であるのかを考えていないようにも見受けられますので、そのために集まりにくい状況であるのかなと思いました。横浜でも歴史的な資産は非常に高い価値なのですが、一元して歴史的資産といってしまうと、その価値は弱くなってしまうかもしません。本当の良さはなんであるのか、本当に自分たちが大事にするものはなんであるのかを徹底して議論をして、それを自慢できるような、そのような価値をみんなで理解できると次の展開に進めるのではと思います。例えば大田ではものづくりは必須であると思いますし、現在も高い技術をもっていますので、それをどのように発揮させるのかということで、それが例えば外部の人やクリエイティブな人と結びつくと、どんな相乗効果があるのだろうと考えると例えばワンルームマンションの街になるよりも、ものづくりの街になる方が、大田の価値を高められるのではと思っています。それが各まちではどんなものであるのか、それがある種の公共ではないかと思っています。