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76た。おかげで、僕らは黄金町へ関わることができました。自分たちが本当に面白いと思うことの実行と地域のローカリズムとの関わり方がひとつのハードルであり面白いポイントでもあるのだと思います。岩本収益に関係なければ、A点B点の人のつながりができると思いますが、ビジネスになって収益が発生した途端に問題が浮上してしまうと感じています。このような問題は協議会制度など利害関係の調整によって解決できるとも思います。例えば日本橋の桟橋は中央区役所が整備し、運営は日本橋の商工会のような団体で担い、利害調整も事務局で整えて利用方法を定めています。ですから定められたルールを用いることで利用しやすくなり、結果的に桟橋の稼働率を高めていると考えられます。帷子川の防災桟橋を用いた水辺のイベントによる地域の活性化をさせたいと考えているのですが、管轄の複雑さが否めなません。ここでは横浜駅周辺のエリアマネジメントとの連携ができましたが、桜桟橋のように地元に住民がいる地域と、横浜駅周辺のようにサラリーマンがエリアマネジメントをする地域では、街への価値観などが異なると実感しました。このような状況で地域との連携を強めていくには、どのような連携の方法があるものか悩んでいます。山崎まずは、設置された桟橋を使って見せることが第一歩かと思います。多くの団体や人々の試みがなければいないといけないと思います。そこからいかに地元の意識を高めていくかが問題なのですが、ご指摘のとおり役人や大組織のサラリーマンは人事異動などで継続性が無いなどの問題があります。地元で事業を営んでいる方を探し、引きずり込むことをしなくてはと思います。今後は事故の対応を含めて運営を精査する必要があると思います。需要を広げ、どのように使い、どのように仕掛けるかが課題であると思っています。そのためには、地道なイベントあちらこちらでと連携しながらやることが必要であると考えています。山崎先日の帷子川の桟橋を出発して中央卸売市場へ行き市場を見学するツアーをしました。半日ほど、この水域を楽しむツアーです。途中、何本も鉄道の高架の下を潜り、陸上からは分かりえない水路や横浜の面白さを感じました。私たちは、今、そのような価値を一つ一つ掘り起こしてツアーや企画を実践しているところです。岩本もう一歩進めてみると事業として着地させ、各地が互いに連携をつくり、事業をなしていくと、さらに面白みや水辺の活用が広がると思います。山崎現実の課題は管理などです。ですから利用者も、地域にもリテラシーがある人を増やしていかないと、実現は難しいところが現状です。鈴木ボートピープルの活動をお伺いすると地域とのネットワークの新しい可能性を感じ、またリテラシーのある人を増やしていくことで、活動の場が広がっていくこと思いました。岩本例えばクルーズに実際に乗ってもらうと地域の印象が変わったり、感じることが変わります。建築家などの都市をつくることに関わる方にも水面に降りてもらい、水辺からの地域の見え方、知見が変わり、そのようなことに役立っていかれればと思っています。鈴木北仲地区の護岸も将来的には水上から上がれるように保全工事をしていますので、水上の様々な活動や法律の運用も広がりつつあるなかで、これからのお二人の活動からも横浜の水辺を変えてほしいと思います。