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シンポジウム652.5次元文化研究に関する公開国際シンポジウム (横浜国立大学)2.5次元ミュージカルとコスプレにおける女性の文化実践日程 2015年2月5日(木) 17:30-20:30会場 3階スペース主催  横浜国立大学大学院都市イノベーション学府    YCC スクール講師  松田誠    ( 一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会代表理事     株式会社ネルケプランニング代表取締役)    エメラルド・キング    (ウェリントン・ヴィクトリア大学日本語日本学科    専任講師)モデレーター 須川亜紀子(横浜国立大学都市イノベーション学府准教授)2.5 次元文化とは、現代ポピュラー文化(アニメ、マンガ、ゲーム)の虚構世界を現実世界に再現し、虚構と現実の曖昧な境界を享受する文化実践のことを指します。具体例として、コスプレやマンガ等を原作としたミュージカル(ミュージカル『テニスの王子様』、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」等)、コンテンツツーリズムなどがあり、若者を中心に海外でも積極的消費がなされています。しかし、学術的な研究は追いついておらず、若手研究者中心に領域横断的な研究が散見されるのが現状です。本シンポジウムでは、2.5 次元文化発信地である日本と、それを享受発展させている海外の研究者、および制作者、研究者のサイドから、特に「女性オーディエンス」に焦点を当てて、2.5 次元文化の国際比較研究を行いました。登壇予定者のエメラルド・キング氏は、自らもコスプレ実践者として、女性とコスプレの関係を研究されています。タスマニア出身の氏は、地政学的に欧米とアジア両方から影響を受けつつ、周縁化された地であるタスマニアで、コスプレがどのような政治的意味を持ちうるか、また女性が異装をする社会的意味とは何かを研究しています。また、一般社団法人 日本2.5 次元ミュージカル協会の代表理事である松田誠氏には、10 年以上も女性に圧倒的人気を博している“ テニミュ”(ミュージカル『テニスの王子様』)を始めとする、2.5 次元ミュージカルについて、制作者側から語っていただきました。横浜国立大学の須川亜紀子氏は、文化研究、パフォーマンス研究の立場から、女性オーディエンス、文化実践、審美的価値観が2.5 次元文化を通じてどのように現象しているのか、二者の議論を横断的に考察を行いました。こうしたシンポジウムを研究者・学生だけでなく、一般の人々に公開することにより、研究活動だけでなく、多様な創造活動を考える刺激的な機会になるでしょう。