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活動報告書

20 ワークショップ日程 2012年9月1日(土)ー8日(土)   ※最終発表会 2012年9月29日(土)会場 地下1階スペース/1階ホール主催       YCC スクール         関東学院大学ディレクター   門脇耕三(建築学研究者、明治大学専任講師)         南後由和(社会学者、明治大学専任講師)コーディネーター 中津秀之(ランドスケープアーキテクト、          関東学院大学准教授)アドヴァイザ-  鈴木伸治         (都市デザイナー、横浜市立大学准教授)提案コンセプト都市の書き替えと横浜の新しい「構え」横浜ハーバーシティ・スタディーズ(YHCS)は、2010年度より始動した短期集中型ワークショップである。横浜の都市状況をフィールドワークし、専門家と議論を行い、最終的に都市再生のアイディアを提案する。2012年度は、プログラム・ディレクターに門脇耕三氏(建築学者 / 明治大学専任講師)と南後由和氏(社会学者 / 明治大学専任講師)による学際色を強めた刺激的なワークショップを実行。期間中には、著名な建築家・人文社会学研究者などを招いた議論を活発に行い、都市に対して総合的にアプローチをした。また、YHCS 2012では、建築系と人文社会系の知識を架橋するツールとして、情報やデータをわかりやすく、ヴィジュアルに、かつ提案的に表現する「インフォグラフィックス」という概念を援用しながら、ディレクターの提出したコンセプトに基づき、リサーチと提案に取り組む。ワークショップ期間中に、グラフィックデザイナーの中野豪雄氏を招き、インフォグラフィックスとグラフィックデザインの基礎を学ぶことができることも、他の建築系ワークショップなどには見られない大きな特徴となった。都市の姿かたちは、大小、有名無名を問わず不特定多数のプレイヤーによって書き替えられ続けている。エリアごとに異なる雰囲気を醸し出す横浜には、都市開発・都市再生の多様なプレイヤーが混在し、所有者別に建物の構え=顔が異なる。たとえば日本大通には庁舎、馬車道には銀行、海岸通には港湾施設、みなとみらいにはオフィスや商業施設が目立つ。しかし、近年の都市再開発ではゾーニングが機能しにくくなる一方で、建物の所有の形態が変化し、建物のビルディングタイプとそこで行われるアクティヴィティの間の対応関係も崩れてきている。都市に「住まう」という営みが、従来の住宅や職場という境界を越えて、複数の場所をネットワーク化するなかで展開されるようになって久しい。またインターネットやSNS の普及により、シェアオフィスやシェアハウスが注目を浴びるなど、人々の集まり方、集まる場所、場所の使い方も変化し始めている。そこで、このワークショップでは、建築・都市工学と人文社会系のアプローチを架橋しながら、横浜アイランドタワーを中心とした4つのエリアの建物の所有者、顔、プログラムの変遷を写真や統計データで収集し、官、民、半官半民、NPO・市民団体、個というプレイヤーごとにどのような既存の建物の読み替えが繰り広げられてきたのかをインフォグラフィックスも用いながら可視化する。そのうえで、今後どのようなプログラムの統合、ハイブリッドが行われるかを予測し、横浜の新しいビルディングタイプや都市のヴィジョンを提案する。横浜ハーバーシティ・スタディーズ(横浜市立大学)