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116リーシング事業プロジェクトもともと私たちの会社の目的というのは『尾道・鞆の浦における「事業」と「雇用」の創出』ということにありましたので、ここに関しては本当は力を今入れていかないといけないんですけれども、まだまだあまりできてないです。商店街の空き家や、尾道の山側にもたくさん空き家があります。鞆の浦にも空き家がたくさんありまして、そういった空き家に事務所であったりオフィスであったり、そういうものを誘致していこうということで今動いています。このリーシングプロジェクトの実績としましては、ひとつは「MINNOW(ミノオ)」というお店です。私たちの知り合いが商店街の空き家に入ってくれました。それから「尾道漁船食堂」という、漁船を使ってそこで海鮮丼を食べてもらうサービスを尾道市役所のそばでやっています。リーシング事業に関してはこれから先の1年2年、尾道・鞆の浦を中心に、会社としても力を入れていかないといけないんですけども、まだまだうまくいってない事業の一つです。建築プロジェクト私自身、建築というのはこの会社をスタートするまでもともと疎かったんですけども、会社のメンバーの中には建築が好きなメンバー、アートが好きなメンバーがたくさん集まっています。直島ではアートという切り口で15年、20年かけてベネッセの福武さんがあれだけのものを作られましたけど、直島のアートに対して私たちは建築という切り口で、瀬戸内の備後・尾道・鞆の浦は建築という切り口で何かこううまく関わりが持てたらなという中で、多くのそうそうたるメンバーの建築家のかたがたに今手伝ってもらいながらやっています。スタジオ・ムンバイのビジョイさん、この方は世界的に今脚光を浴びてられる建築家の1人です。この方と知り合うきっかけになりましたのは、「ONOMICHI U2」の設計を谷尻誠さんに頼んだとき、建築家の方にパッと丸投げというか、そういった思いだけで「ONOMICHI U2」という大型施設をやったらいけないんじゃないかというのが会社のみんなの中で話になったときのことです。このスタジオ・ムンバイのビジョイさんはムンバイの中で伝統的なものを何とか建築としても守ろうということでグループを作られている方です。「ビジョイさんに話を聞きに行きたい」という話がディスカバーリンクせとうちの中で出て、それでムンバイまでたまたま知り合いをたどって行ったらビジョイさんにお会いすることができ、そこでビジョイさんの家に泊めていただいて3泊ですかね、いろいろと話をしました。その中で、私たちがいま会社でやろうと考えていることや思いを話したときに、ビジョイさんのほうも「今こういったことは世界的にもインドでも必要になってきている」とおっしゃったんです。「あなたたち40代が微かにものづくりを知ってる世代になるんじゃないかな」と。私たちいろんな不安があったり自信がなかったりしてやっている中で、「本当に自信持ってやりなさいよ」と。「絶対に継続していけばうまくいきますよ」と話をしていただいて、それで「ONOMICHI U2」にそのデザインなりサービスなりというのを反映しています。ビジョイさんに会って、日本に帰ってその後、「山白屋」という尾道の山側にたつ24室のアパートがありまして、そのアパートの購入を今しています。その建物をどういうふうな形でリノベーションをするかという話を今しているところでして、当初購入したのが1年前で、誰に設計を頼もうかなと思ったとき、ビジョイさんはインド以外での建築はほぼされてない人でしたが、もしかしたらビジョイさんに話をしたら尾道の山側にある24室の建物のデザイン等を受けてもらえるかなという思いから話をしてみました。そしたらですね、今ビジョイさんは2カ月に1回ムンバイから尾道に来てくれまして、その建物のリノベーションを一緒に進めています。それはホテルやレストランが中心になりますが、尾道・瀬戸内の素晴らしさを地域でやっていくことが大事だというので、建築以外にもビジョイさんに本当にいろいろ教えていただきながらやっているところです。これからの町おこしにむけて会社を作って2年半たったころに、ある大学のゼミの方々にこういった場を頂いて説明をしたことがあります。そのときに、「これはどこにターゲットがあるんですか」、「2年半でこんなにどんどんプロジェクトやるというのはどうなんですか」、「マーケティングというのはされてるんですか」、「どこにターゲットを持ってどういうものが必要だから何をしてるんですか」という、いろいろ厳しい質問がゼミの中であったんですけど、それに対して私はこう答えました。「そのときの私たちの思いというのは、ターゲットとかマーケティングとかでは事業をしてないです。もう本当、思いだけなんです、これは」と。「需要があるんですか」と言われても、需要を僕らがつくらないとこの町は駄目になる可能性がある。だからそういった、ゼミの中での勉強の一つとしてそういう話をしたんですが、今もなかなか事業としてうまくいかないというのは、本当に毎日のようにいろんな問題があります。なんですけれどもこれはもう絶対僕らとしても継続をしていくと、町のために継続をしていくというのが大事じゃないかなという思いで今、続けています。昨年の6月に「広島県の県会議員の選挙が統一地方選で(今年)4月12日にありますけれども、30年された県会議員の先生が辞めるので次の世代であなたどうですか」という話を頂いたんです。実際、私も繊維の本業があり、ディスカバーリンクせとうちもあるしというので断ったんですが、いろいろとみんなと相談をする中で最終的に受けまして、平成27年の4月、今選挙活動等が始まってないから言ったらいけないんですけれども候補として出る予定です。その思いになったのは、市や県といろいろ絡んで仕事をする中で新しいことを前に進めようと思うとやっぱり行政の力というのはすごく大きいし、政治の力もすごく大きいなと実感したからです。今まで繊維の商売だけしていたらそういう感情は起きなかったんです。何か新しいことをやるときに、政治と行政と企業と地域の人が一致団結して同じ方向に向かわないと、町はなかなか動かないというのが現状です。 今日はプロジェクトの話だけになりましたけれども、いろいろとプ