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114していただきました。平成26年3月22日にオープンをして10カ月が経ち、僕らは観光客やサイクリストをターゲットにこの施設をまずは運営開始したのですが、想像以上に尾道の方々、地元の方々にいろいろ使ってもらえるというような非常にうれしい現象が起きています。「ONOMICHI U2」のような施設は人口14万人ぐらいの尾道市にとっては大型施設になるんですけれども、これだけの大きい施設が今までなかったという中で14万人くらいの町でONOMICHI U2 ができると本当に人の流れが目に見えて変わります。僕が生まれた福山市は人口47万人の町なんですけれども、もし福山市でこれだけの施設をやっても恐らく目に見えた変化はないです。しかし、尾道市くらいの町の規模でこういうことをやると人の流れが変わるんだなというのがこの10カ月間の実感です。ただ、観光客やサイクリストに向けて発信はしていますけれどもまだまだで、これからどんどん発信をして事業性を出していかないといけないというふうに思います。先ほどの「せとうち 湊のやど」についても、山側に建てていますので建築の費用が通常の1.5倍くらい掛かるという中で事業性を出そうと思ったら本当に難しい。「せとうち 湊のやど」に関しては、2年がたって島居邸は事業性がやっと出てきたところです。出雲屋敷に関しても次年度の4月から恐らく事業性が出てくるんじゃないかというような予測で今やっています。鞆 肥後屋僕らは今、鞆の浦ではこの「鞆 肥後屋」という名前のお店1軒しかできていません。このプロジェクトにおいては、江戸初期から鯛網漁が盛んな鞆の浦で、当時の肥後屋さんで取り扱っていた「鯛味噌」の復刻版をお土産として販売するお店をしています。あと、生海苔の開発・販売もしています。僕らディスカバーリンクせとうちのメンバーみんなで味など食品開発を行っています。肥後屋さんの建物をリノベーション、少しだけ手を加えて、鯛味噌の販売をしています。福山でいえばもみじ饅頭のお土産がありますが、「福山ってどういうお土産があるんですか」と人に聞かれたらなかなかちゃんと答えられない。つまりはこれといったお土産・商品がないんです。鞆の浦は福山からちょっと奥まった所にあるので平日に観光客があまりいらっしゃれないですが、私たちの中では「鞆の浦っていったらこういうお土産があるよね」というような商品づくりをしたいなということでやっています。ブルータスのお歳暮やお中元の特集で紹介される商品の中からグランプリや準グランプリを決める、という企画があるのですが、その企画において、意外なことに、開発して半年くらいで準グランプリを取ることができました。さらに、インターネットでの購入が多かったり、お歳暮やお中元の時期に意外と売れたりしまして、今まで話した事業とこれから話す事業で、唯一これが事業性にまず乗ったというところです。ONOMICHI SHARE(オノミチ・シェア)「ONOMICHI SHARE」は平成27年1月15日にオープンしました。ここは、眼前の尾道水道を一望しながら仕事ができるよう大きな開口を設けるためにガラス張りになっていますけど、もともとは壁になって外が見えないようになっていました。これは尾道市が実施した公募(「おのみちサテライトオフィス誘致事業」公募型プロポーザル)です。もともとは尾道市が書類を保管していた「尾道書庫」といわれる場所だったんですけど、これをリノベーションして企業を誘致するようなアイデアを出してほしいという話が公募でありまして、ディスカバーリンクせとうちのほうで応募をして取りました。今、私たちはこの「ONOMICHI SHARE」をシェアオフィスというか、シェアフロアという名前で運営しています。シェアオフィスは東京とかいろいろな場所、まあ僕らの町にもありますけど、仕事をするだけではなくて、ここの場所で海辺を、尾道水道を見ながら主に遊んでほしいなと思っています。仕事もするけれども、遊びながら尾道、瀬戸内のよさを味わってほしいということで今これを運営しています。ここの料金プランは法人が月5万円、個人が月1万円という設定なんですけれども、一番最初にここに興味を持っていただいたのは共同通信デジタルさんです。昔から懇意にしていただいたというのもあるんですけれども、共同通信デジタルさんの使い方というのは、社員を福利厚生のようなことでもって1週間に1回、3名から5名ずつここに送り込む。送り込まれた社員は、ここで午前中の9時から12時まで仕事をするよう言われます。あとはもう自由に遊んでいいですよという形で1週間、社員を送り込むということで今スタートしました。東京とか大阪とか、オフィスで仕事をしなくてもできる方々が福利厚生という形で、遊びながら尾道、瀬戸内のよさを知ってもらうという使い方を今、企業の方にしてもらおうと思っています。尾道市の公募条件でもありましたけど、ここの会員になれるのは広島県外の方です。そういう意味では新しい形の企業誘致をこういったことでもって、小さい形になりますけど企業誘致をしたいという思いが僕らにはあります。昔、大企業が工場を誘致するとかいうようなこともありましたが、そういったことは私たちの会社ではしたくないなと思っています。例えば今、JFE(日本鋼管)が福山の町を支えています。大企業に支えられるというか、大企業に頼ったようなことをやるんじゃなくて、地元ならでは、地域ならではの活動をやっていこうという意味ではこれは新しい形の企業誘致になるというふうに思っていまして、これから今、力を入れているところです。尾道デニムプロジェクト「尾道デニムプロジェクト」は会社を作ってすぐに始めました。これは、私が繊維の仕事をしていたということがありますし、尾道のある備後地方が日本有数のデニムの産地なんです。世界的にも日本的にもデニムといったら岡山県倉敷市の児島地区が産地になってるんですけれども、私たちが居る備後地方が日本を代表する産地であるという思いがあります。備後には今、ユニクロさんなどに供給している世界で有数の生地メーカーのカイハラさんというメーカーがあったり、洗い工場があったり縫製工場があったり、それぞれの企業が本当に強い町です。しかし、備後地方は産地でありながらうまい発信ができてないという思いが私の中にありました。だから、尾道という観光地と繊維の