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102えています。中之島公園における取り組み中之島公園では「水の都の夕涼み」というイベントを2014年、三ヶ月間開催し、主なイベントとしてひとつめはグリーンマーケットを行いました。公園や公開空地で行う場合が多いですが、歩行者専用道路で開催しました。公園のようにみえますが実は道路ですので、警察から「立ち止まらないでください」と言われました。「立ち止まらないでどうやって商売するのか」という話があった中で警察と調整を行いました。「飲酒運転にもつながるからお酒を売らないでください」と、どこの警察でもたぶん言うと思いますが、「包装されているお酒を商品として販売すればすぐには飲めないのでいいでしょう」という巧妙な話でクリアできました。「開催場所は公園ではなくて道路なので、試食をしないでください」とも言われました。試食場所を設けると人が立ち止まってしまうからという話です。試食場所をテント内に設けたり近くの公園でしてもらうように促したり、道路使用を個々に調整していきました。なぜこのような手間がかかることをしているかといいますと、開催場所近くには大阪市役所や御堂筋があり、非常に人通りもあって、良い場所なのですが、管轄が道路ということでなかなか使いきれていない現状がありました。その現状を何とか打破したいということで、このようなイベントを開催しました。ふたつめのアクションとしてはオープンテラスをやりました。オープンテラスを開催した場所は公園の一部でして、公園横を流れる土佐堀川沿いにテーブルを並べました。事業者を公募し、東京などでも展開されている大阪の企業のバルニバービさんに三ヶ月間、お店を開業してもらいました。公園(の一部)を三ヶ月間借りるということもなかなか厳しいのですが、私どもは中之島公園全体のエリアマネジメントをやりたいと思っていますので、私どもの考えを理解してくれる事業者に事業を行ってもらって、三ヶ月の試用を一年に、そして数年に延ばしていって投資回収できるような事業に育てていきたいと思っています。この中之島公園ではバーベキューをやりました。バーベキューは通常の飲食よりも単価を上げることができますが、「公園なので火を使わないでください」と言われました。これも行政の人と調整し、「バーベキューを行う場所がわかるようにしっかり囲ってください」という話で許可を得られました。人出がより見込まれるビアガーデンをやろうと思っていたのですが「『ビール』とは言わないでください」という指摘もありました。いろいろな調整を乗り越えて三ヶ月の開催を終え、およそ6000万円の売り上げが出ました。赤字は出ませんでしたが台風が結構多かったものですから、もう少し売上を見込んでいました。やはり屋外での開催ということでそのあたりが課題として挙げられます。水都大阪フェス20152015 年は水都大阪フェスを開催予定です。そのイメージとしましては、中之島公園の至るところでいろんなアクションを展開したいと考えています。公園に面する川の上に色々なものを浮かべたり、もしくは事業者が商業や飲食などのユニークな施設を川に浮かべたりできる企画を試みたいと思っています。グリーンマーケット、オープンテラス、誘致イベント、水上の賑わい施設を考えています。それから、水と光の観光発信拠点も公園のなかに作ろうと思いましたが、公園のなかには作ることができないので、道路担当の方と調整をしているところです。観光船の発着場の計画もあります。観光客も来てもらいたいと考えていまして、実際、大阪市内ではインバウンド(海外から)の観光客が増えています。特にアジアの方々が多いです。ただしバスの乗り降りする場所が全く足りていないので、そのような場所も水辺に持ってきて、水辺を観光の手段・目的などにすることで、発着の社会実験をしようという話をしています。他には、ミズベリング大阪会議を2014年に開催して非常に好評を頂くことができました。楽しい時間をみなさんとすごさせていただきました。2015年は世界いくつかの都市からゲストをお招きして世界会議を開催したいと思っています。規制緩和につながる国際集客につながる事業も入れていきたいと考えています。水都大阪フェス2015のイメージとしてお見せするパース上では、高架の阪神高速の脚のあたりに大きな画面(構造物)をつくる計画を考えました。当たり前ですが高速道路の担当者はもちろん懸念します。「構造物が無理であれば大きな布をスクリーンにして投影させてもらえないか」などと議論を重ねていくうちに最近はありがたいことに前向きになってきています。一時係留が可能な台船を長期間係留できるようして、飲食などができないか、ほかにはホテル船などの係留も考えていきたいと思っています。このような係留が可能であれば、人がより多く集まるユニークな場所ができるのではないかと考えています。なぜこのような船の係留をやりたいのかというと、浮かべることによって発生する船の利用料をパートナーズにいちど納めていただき、その納めていただいた利用料が水辺に再投資できるような仕組みを作りたいと考えています。現状では、水辺で発生したお金は一般財源化されてどこに使われているのが分からない状態になっています。水辺で発生したお金は水辺で使うということを明確にして、事業者を誘致したいという考えでもって私どもは活動しています。中之島GATE中之島GATE と呼んでいる場所は、中之島の西の端に位置し、海、川の合流地点でもあります。ここには中央卸売市場があって、ここからロの字型に流れている川の回廊がつくられています。この結節地点に何か魅力的な施設をつくれないだろうかと考えました。実際、府有地、国有地、市有地をまたぐ大きな敷地がありまして、この場所の魅力を上げながらゆくゆくは国際コンペを開催して、面白い事業や観光につなげられる場所にしていこうという話で進めています。長期スパンで動いていますが2020年頃を目処にコンペを行って何かの施設を作らなければいけないかなと思っています。現在は二年の期間限定で事業者を誘致しています。二年間のみで受けてくれる事業者はなかなかいませんが、30社ほどあたって、この場所な